11月28日(火)に他宗教や異文化についての理解を促進し、共生社会を育む手法であるInterfaithについて学ぶ会をオンラインで開催しました。イベントはホスト役である鈴木洋一の挨拶と安心の場づくりからはじまりました。
そして、アメリカ、アーカンソー州出身で学生時代にInterfaith Youth Core(現Interfaith America)で研修を受け、地域コミュニティでInterfaith活動に携わったTristan」Normanさんにお話をしていただきました。
まず、Interfaithがどういったものなのかということを、ご自身の子ども時代の体験の紹介を含めながら説明いただきました。他宗教や異文化を子ども時代に学ぶ機会があること、さらには、寄附によって行われているために経済的な状況にかかわらず参加することができ、また米国南部でもあるため公民権教育の一環で行われていることが話されました。
また米国でアフリカ系住民の権利運動として始まった「公民権運動」との歴史的なつながりやその後の移民の増加に伴うInterfaith運動の拡大など、アメリカにおける市民運動の広がりが多様な人々の動きの連携によって広がってきたことなども踏まえて知る機会となりました。
Tristanさんからの共有の後には、参加者も踏まえて日本におけるInterfaith活動の可能性や活動家のセルフケアなど様々なトピックでの意見交換も行われました。
Wake Up Japanでは、社会問題に対する取り組みとその成功事例を分かち合うことで、社会問題を自己責任で終える風潮を変革し、社会を変えるスピードを加速できると考えています。今後もWake Up Labを開催しますので、ぜひご参加いただければ幸いです。