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​Wake Up Japan の最新情報

「世界を変えたい気持ちを深める」ためにはどのような機会が必要なのかを話し合う企画を11月26日に荻窪にて開催しました。


「世界を変えたいという気持ち」はどのようなときに育まれるのかについて考えを出し合い、実際に国内外で行われているプログラムを紹介しながら、どのような要素を組み込んでいけばそうした思いを高める機会になるのかを話し合いました。


国際NGOオックスファムやWake Up Japanで「世界を変えたい」若者世代の場づくりを担当してきたWake Up Japanの鈴木洋一がホスト役となり、具体的な事例をお伝えしつつ、話し合いのサポートを行いました。


2024年の春に実際にそうした企画をしたいという学生の方々が参加していたので、企画開催に向けての流れなども含めてお話をしました。



Wake Up Japanでは、引き続き、「世界を変えたい」という思いを持つユース世代をサポートしていきます。

更新日:2023年11月25日

7月1日に開催されたTOMODACHI次世代サミットの分科会にて、Wake Up Japanの鈴木洋一がワークショップを担当しました。

TOMODACHI事業は、東日本大震災後の日本の復興支援から生まれ、教育、文化交流、リーダーシップなどの多様な分野での交流プログラムを通して、日米の次世代のリーダーの育成を目指す米日カウンシルと在日米国大使館が主導する官民パートナーシップの活動で、これまでにのべ10000人が参加しています。


7月1日に東京都で開催されたTOMODACHI次世代サミットでは、200名近い会場参加者とオンラインからの視聴も含め、これまでの参加者が集まりました。各分野のリーダーである登壇者による講演を通じて、日米関係の現状、若者の参画の力、そして、TOMODACHIにかかわる人々のダイナミックな関係が今後どのような可能性を秘めているかについてのメッセージが共有されました。また、複数の部屋に分かれて開催されたワークショップでは、多様性やリーダーシップなど専門性を高めたり、問題意識を深めるプログラムが用意されていました。


Wake Up Japanでは、日米交流などこれまでの個々人の経験から「人生で大切にしたいこと」をテーマにワークショップを開催しました。 鈴木による冒頭の説明、安心の場づくりと話題提供を行った後は、参加者の方々によるグループディスカッションを行いました。参加者一人ひとりが過去の経験から今、そして、未来に向けて大事にしたい価値観を積極的にお話しいただきました。



分科会後は、参加された方々とのレセプションが開催されました。ジェンダーや宗教間対話などの活動をされていた方々もおり、貴重な意見交換が行えました。

Wake Up Japanでは、自由や人権、民主主義を対話や社会教育、行動を通じて推進することが重要だと考えていま

す。講演やワークショップの開催についてのご相談も承っておりますので、お気軽にご相談ください。


Photo Credit: TOMODACHI Next Generation Summit (#tomongs2023)

6月30日に都内で開催されたTOMODACHI住友商事奨学金プログラムの渡航者向けの研修をWake Up Japanの鈴木洋一が担当いたしました。


(写真提供:公益財団法人米日カウンシルージャパン)


TOMODACHI住友商事奨学金プログラムでは、国際教育の促進および米国・日本における次世代リーダーの育成を目的として、米国に1年間留学する学生に対して奨学金を支給し、また、ニューヨークに本社を置く米州住友商事にて 5日間程度のネットワーキングを兼ねた研修の機会を提供しています。


今回の研修は、これから留学をする学生と留学を終えた学生を対象に、これからの学びに対する期待やそれぞれが留学経験から得た経験を共有するために開催されました。研修は、安心して発言ができる環境づくりのための約束事項について説明、合意を取ったうえで、学生や留学に関係する住友商事の社員の方、米日カウンシルのスタッフも交えて親睦を深めるためのレクリエーションや2人1組になって話し合う対話型のアクティビティを行いました。


続いて、留学前に、あるいは、留学を終えて、今の段階で大切にしていることを少人数のグループごとに話し合う時間を持ちました。留学をこれから行う学生はこれまでの人生の中で大切にしていることを、留学を終えた学生たちからはそれぞれが留学中に経験し今後も大事にしたいことをエピソードを交えて話し合いました。留学を終えた学生たちのお話しは米国での生活での充実した体験も知ることができ、留学を控えた学生にとっても期待が膨らむ時間になったのではないかと見受けられました。

 (写真提供:公益財団法人米日カウンシルージャパン)


昼食のための休憩を挟んで、午後は留学や社会生活の中で直面する様々な痛みに対して、どのように対応するのかということをテーマにした「セルフケア」についての講義を鈴木より行いました。 また、その後、リーダーシップを育むためのレクリエーションを行い、周囲の人々と共同作業をする際のスキルについて体験的に学ぶ機会を持ちました。

 

続いて、演劇を通じて社会問題についてどう向き合うかというシミュレーションを行いました。シミュレーションは2つのテーマで行いました。前半は、街中で泥酔している方がおり誰も声をかけなかったことで翌日にその方が亡くなってしまったというケースであり、後半は留学先でアジアからの留学生が差別をされている一方で、「日本から来ている君は違うよ」と言われている日本からの留学生がいるという事例で行いました。前者は日本語でシミュレーションを行い、後者は英語でシミュレーションを行いました。演劇は事前に大まかな流れと登場人物の性格を説明し、学生たちに演じてもらいました。最初の演劇を終えた後、誰がどのように行動を変えれば、事態を回避できたのかを学生たちに考えてもらいました。そのうえで、再度演劇を最初から行い、買われる可能性がある人がいれば、その時に、聴衆役の学生は演者と交代し、状況を変えられるか挑戦するということを行いました。参加した学生たちは現実的にどのように解決ができるのかを試行錯誤していました。

 (写真提供:公益財団法人米日カウンシルージャパン)


続いて、留学前に、もしくは、留学を終えた今、ほかのメンバーと話したいことというテーマで学生たちに話し合うトピックを出し合ってもらいディスカッションをする時間を設けました。「日本の好きなところ」や「アメリカに戻りたいか」「人に弱みを見せられるか」などのトピックが提示され、活発に話し合いが行われました。


休憩の後、未来を考えるアクティビティを行いました。これまでのところで、留学で成し遂げたいこと/留学経験を生かして行いたいことをワークシートに書き込みグループごとに分かち合い、ほかのメンバーはその内容に対して自分がサポートできることがあれば、付箋紙に記載して渡すという時間を設けました。同じ事業で出会った仲間としてお互いにサポートできることを示している様子は人々のつながりが垣間見ることができ、暖かかったです。

 

最後に研修の「まとめ」として、「今回の研修で気になった言葉」「今後の日米関係にどのように貢献したいか」「困難に直面した時の癒し方(セルフケア)」の3点からグループごとに振り返りを行いました。





 (写真提供:公益財団法人米日カウンシルージャパン)


研修を通じて、留学を終えた学生の方々が米国で体験した困難や苦労、成功体験などを積極的に話してくださったので、全体としての学びも高まったと感じました。 こうした姿勢は、これから留学に行く学生たちを勇気づけるものだったとも思います。また、留学する学生をサポートしているスタッフの方や住友商事の社員の方と学生たちとの関係もよく、こうした世代を超えたコミュニティを育んでいくことはよりよい社会を気づくうえでも大切なことだと感じました。

 

Wake Up Japanでは、自由や人権、民主主義を対話や社会教育、行動を通じて推進することが重要だと考えています。講演やワークショップの開催についてのご相談も承っておりますので、お気軽にご相談ください。


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