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Information

​Wake Up Japan の最新情報

NPO法人Wake Up Japanは、社会を変えたいと願う若者を応援するための通年の企画、IMPACT Japan 2021をオンラインにて開催しました。

■IMPACT Japanとは?

2016年より、社会を変えたい若者とそうした若者と共に活動をしたい個人や団体のためのカンファレンス(イベント) IMPACT Japanを開催しています。


IMPACTはもともと、アメリカではじまった企画で、全米各地から社会を変えたい若者(学生)、大学教職員、NPO関係者が集まり、数日間のイベント期間中に、ワークショップや講演などを通じて、社会変革の成功体験や失敗経験を分かち合い、お互いのリーダーシップを学び合い、つながりを強めます。イベント後、各地に戻った参加者は地域での社会変革をより高めて、また翌年にIMPACTに戻り、お互いの学びや変革を分かち合うことで、アメリカにおける社会変革推進の一翼を担っています。


今年はオンラインにて開催され、チャットタイム、全体会、そして4つの分科会に全体を通して約20名の参加がありました。

また、全体会では米国IMPACT Nationalから届いたビデオメッセージが上映されました。


イベントの詳細は告知ページよりご参照ください。


■全体会

開催時間:10:00-11:00

主催:Wake Up Japan with 寺中誠氏


全体会では、ゲストの寺中誠さんをお招きしてお話をお聞きしました。




















寺中さんは、冒頭「今日着ている服装」はなぜ選ばれたのかということから社会における一人ひとりの人間がもつ意識の背景についてお話をされました。


社会において、一人ひとりが周囲から受ける役割に関する期待に着目され、その期待に応えていく中で、社会の「役割」についての認識が強化されてしまうことが言及され、そうした社会の中で一人で声を上げても大きな変化は呼びにくく、コミュニティを作り替えていくことの必要性を提唱されました。 全体会からは、社会の中でどのような働きかけを私たち一人ひとりがすべきなのかという点について大きな問いをいただきました。



■分科会1(2つ開催)

開催時間:11:15-12:30


気候危機に立ち向かう-COP26と私たちのアクション-

主催:Wake Up Japan 社会を変えるムーブメント


本分科会では、気候変動に関する国際会議であるCOP26での動向と日本社会の抱える課題について専門家の方から説明をいただいたうえで、社会を変えるための方法について話し合いを持ちました。



NPO法人気候ネットワークの伊与田昌慶さんに実際にCOP26に参加した経験やその中での課題意識についてお話をいただき、同じくCOP26に参加したFoE Japanの深草亜悠美さんからもお話をいただきました。


続いて、Wake Up Japanの鈴木洋一より日本における人々や若者の気候変動に関する意識調査のデータの共有をし、そのうえで社会を変えるために必要なアクションについて参加者を交えて話し合いを行いました。



みんなで考えるストーリーテリングの可能性!海外のストーリームーブメントをヒントにアイディア大喜利会

主催:ポッドキャスト番組Dialogue Radio


今回は初の試みとしてラジオ風にワークショップを行いました。



場づくりやストーリーテリングに関心のある5名の方々と「もしポッドキャスト番組をつくるとしたら?」というチェックインでスタート。随所で質問や感想を言ってくださるコメンテーターを募集し、司会との掛け合いや対話をベースとした双方向の場となりました。アイデア大喜利ワークでは各参加者が、日常のモヤモヤ、音楽×フィリピンルーツ、日常視点の社会問題、在日外国人×災害情報など素敵なアイデアを発表。


”ワークショップを通してラジオの可能性を感じた”

”実際にストーリーテリングをすることで自分のやりたいことが明確になった”


との声をいただきました。

またコメンテーターとして参加者が自由に感想等を伝える役割があることで、その場にいる全員で同じテーマを多角的に考える時間になったと気づきを得ました。


■分科会2(2つ開催)

開催時間:14:30-15:45


難民問題を考えよう

主催:Refugees School(岩田淳宏、金亜純、髙橋ゆうか、今川つかさ、別木萌果)


私たちの分科会では、近年日本でもニュースに取り上げられている難民問題について参加者の皆さんとディスカッションしながら考えました。




どうしたら日本でも多くの難民を受け入れることができるのか、なぜ難民受け入れに否定的な態度を持ってしまうのか、といったことについて深く考えることができました。「日本人も災害や気候変動などで難民になりうるのではないか?」「なぜ難民を受け入れない理由を並べようとするのか」との問題提起が参加者の方からなされ、私たちとしても学びの多い時間となりました。



政治談話を通して考える日中韓の未来:和解は難しいのか?

主催:Wake Up Japan 東アジア平和大使プロジェクト(長川美里)

NPO法人Wake Up Japanの年間プロジェクトの1つ、東アジア平和大使プロジェクトの第8回を、IMPACT Japanの分科会として開催しました。


当日は過去プロジェクトに参加したことがある参加者も含め、4名の参加がありました。 ワークショップは、過去日本政府から出された安倍談話を題材にし、個人ワークと全体ワークの2つを柱に行いました。まずは安倍談話の名前を伏せ個人で談話を読んでもらった後、印象に残った点やどう思ったか(評価)の意見共有を行い、その後特に「尊い犠牲」という表現についてや、80年談話は必要かどうか等の対話を行いました。


時間がもう少し欲しいとの声も聴かれたので、次回は問いを1つにして開催したいと思います。ご参加頂いた皆様ありがとうございました。 IMPACT Japanは2022年も開催予定です。

多くの皆様のご参加をお待ちしています。





12月26日(日)に、東アジア平和大使プロジェクトv.8を、IMPACT Japanの分科会の1つとしてオンラインにて開催しました。

予定している回では、最終回から数えて後2回となり、

今回はプロジェクト企画責任者の長川がオリジナルのワークショップを「政治談話を通して考える日中韓の未来:和解は難しいのか?」というテーマのもと、75分で実施しました。


詳細の報告は企画責任の長川のブログにて、ご参照ください。


以下は概要となります。


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■テーマ🎵 

政治談話を通して考える日中韓の未来:和解は難しいのか?


東アジアの三ヵ国は、「(地理的に)近くて、(心理的に)遠い」。この言葉はあなたにとって、どう聞こえますか?Netflixでは韓国のドラマが世界や日本の人の心をつかんで離さず、食の世界ではディープな中華料理が最近はじわじわとブームになる一方で、日中韓の三ヵ国の国民感情に目を向けると、冒頭の言葉が少し現実的になってきます。内閣府の世論調査では、半数以上の日本人が両国に親しみを感じないと回答し、政治の世界では三ヵ国の首脳会合が2年連続中止となっています。戦後76年以上がたつ今日、一体なぜ、私達はここまで、遠いのでしょう?本セッションは、東アジアの市民間からの和解について考えるることを目的とし行います。題材として過去日本政府から出された談話を使用しますが、事前知識/準備は一切必要ありません。談話の中の言葉や背景について参加者で意見を共有しながら、共に何が私達の政治的な関係を難しくし、国民間の関係性に影を落としているのか、考える機会としたいと思います。幅広い世代と、所属、考え方が異なる皆さんのご参加を、お待ちしています。

■IMPACT Japan 2021

日時 2021年12月26日(日)09:30-17:00

※時間は全体の時間になります。

場所 オンライン(Zoom)

対象 社会を変えたいと願う若者、及びそうした若者とともに活動をしたいと願う人々

参加費 無料(*ギフトエコノミー制度)

主催 NPO法人Wake Up Japan


■分科会2

時間 14:30-15:45(会場B)

テーマ 政治談話を通して考える日中韓の未来:和解は難しいのか?

(Wake Up Japan 東アジア平和大使プロジェクト)」

形式 ワークショップ型

その他 ワークショップ形式のため、聞くだけの参加は今回は不可とさせて頂きます


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ワークショップの構成

============== ワークショップの構成は以下となります。 <考えたい事> 「国家」としての方向性と、 「個人」の感情が複雑に入り混じり形成された三ヵ国関係 「国家」がつくるナレイティブである「談話」について、 「個人」である私達はどう捉えるのか? <構成> 75分で大きくは4つ。 ①イントロダクション/安全の場づくり(全体) 通常のプロジェクトでも実施している、異なった人々が集まっているという前提を置いた、 対話のための約束や(安全の場づくり)、これまでのプロジェクトの背景などを紹介。 ②現状を知る(個人ワーク)3つの問いにそって安倍談話を題名と時代が特定できるような表現を隠して個人で読んでもらう。また、事前知識として東アジアの国民感情の推移や、70年代からの主な出来事などを紹介。3つの問は以下となります。

  1. 印象に残った箇所がわかるようにしておいてください(例:線をひく)。なぜ印象に残ったのか、余力があればメモを手元に残しておいてください。

  2. あなたはこの談話について、評価を下すとすれば、どう思いましたか?

  3. (もしわかれば)これはいつ、どの首相によって出された談話だと思いますか?

③現状についての対話(グループワーク/全体) ②についてグループで話してもらう。その後全体へ共有。 また、ここで談話が安倍談話である事、どのようなプロセスで作成され、国内外でどのような反応があったかを、紹介。 ④未来をつくる対話(グループワーク/全体) 「これから4年後の、80年談話はどうあるべきか?」という問いでグループで話してもらう(そもそも必要なのか、という点も論点)。その後、全体へ共有。 ============== 参加者の東アジアの和解に対する認識 ============== 今回、参加者は4名となりました。 毎回プロジェクトで行っている参加者へのズームのポール機能を扱った問いとして、 3つをそれぞれ適切なタイミングで投げかけました。 ※回答するかしないかは参加者の任意 1.東アジアで一番興味・関心のある分野は何ですか?(1つ選択、有効回答数4)

  • 社会:2

  • ビジネス・経済:0

  • 政治:1

  • 文化:1

  • 興味・関心はない:0

2.「東アジアの地域では、草の根からの平和構築が必要だ」とあなたは思うか?(1つ選択、有効回答数4)

  • 必要だと思う:4

  • どちらかというと必要だと思う:0

  • どちらかというと必要ではないと思う:0

  • 必要ではないと思う:0

  • 考えたことがない:0

3.80年談話は必要だと思うか?(1つ選択、有効回答数3)

  • 必要だと思う:2

  • 必要ではないと思う:1

============== 参加者との対話 ============== 今回、メインの対話は安倍談話についての対話に多くの時間を使いました。 参加者から出てきた声を紹介します。 ③現状についての対話(グループワーク/全体)で出てきた声 参加者Aさん

  • 日露戦争は?のスタンスが、談話の中でも「勇気づけた」とあり、それ以前の歴史観と変わらないのだなと。

  • 尊い犠牲の上に現在の平和がある:「尊い犠牲」がひっかかる。

  • 女性の権利についての記述もあるが、まだ実現ができていない

参加者Bさん

  • 日本にとって近代化の原動力となった:アジア諸国の中では日本は植民地支配の国として、アジアの国をさげすむ意識があったのかなと考えた。

  • 尊い犠牲:学校教育の中でもこういう事について考える機会がない。現在の平和とは本当にどういったものがあるか?を痛感した。

  • 適切な反省と心からのお詫びの気持ちを表明:現在韓国の方にとってはまだ謝るべきことであり、他国から見たら多くそのような点があるのだなと。そういう部分を深く考えたい。

  • 寛容の心:マイノリティに対して寛容な日本なのだろうか?他の国々よりもヘイトスピーチなどにたいし、問題意識が低い。ここを深く考えていきたい。

参加者Cさん

  • 8月14日:武装解除したのは14日。なぜ談話の発表は8月15日ではないのだろう?天皇制との関係だろうか?この日付に意図があるのかどうかはわからない。

  • 植民地支配の危機感がアジアに押し寄せた:歴史の流れを肯定するだけでもいいのか?起こったことはしょうがいないが、それでいいのか?

  • アジア・アフリカの人を勇気づけた:よくあるナショナリズム。大東亜共栄圏。ひっかかる。

  • 三百万余りの同胞:内分け(日本の軍人軍属、民間人 等)を調べた。まとめてしまっていいのか?沖縄の視点はあるのか?

  • 尊い犠牲:そうなのかな?これは戦争を批判する立場から出してはいけない言い方では?論調はうたがってかかったほうがいいのかなと。

  • 誇りをもてる歩み、とあるが、そうだったか?

  • 謝罪の宿命:ぱっときくとなるほどなと思うが、謝罪を続ける宿命があり、その仕組みを背負わせているのは誰?

  • 平和の礎:戦争を頑張ってくれた人がいるから、という点に対して疑問や批判が少ないというのは気になる。

  • 積極的平和:ガルトゥングの論理だと消極的/積極的平和の概念があるが、それと同じ積極的平和ではこの文章ではない(安倍総理は主義)。 参加者Dさん

  • 全体的に見て、謝罪をしているトーンだが、謝罪をしているから許してもらおう、という雰囲気があった。特に「他の国のもと捕虜のみなさんが」というような、まるで全員が許してくれてそういう人が全員(これでいいよね)のような印象。

  • 若い人に謝罪を続ける宿命を背負わせてはいけない:そこだけ国から、国民へと責任転化しようとしているように見える。

  • 謙虚さを見せようとしながら、世界へリーダーシップをみせるようにみせているのは、しっかりしているなと思った。例えば女性の人権の部分。ここを結びつけることに違和感あり。2015年後のgender equalityのランキングは、日本は下がっていなかっただろうか? やっていることと言っている事が矛盾している。

  • いま平和だよね、というトーン。現在の平和がある、という言葉で、いまは幸せだよと言う風にみせてしまう。平和を求めることに今後すり替えられることがあるのかなと。 頑張ったけれどそういう意図が見え隠れしているように見える。

その後、複数人から言及があった「尊い犠牲」について意見交換を行いました。

  • 犠牲の美化、戦争の価値観が当時のものが引き継がれているような感覚があってしまう

  • この言葉の意味についてしっかり考えてほしい。ある意味、(誤解を恐れず言えば)無意味な犠牲者であったと思う。ただ、その後に意味づけをしていくことはできる。平和の礎にしていかなければいけない、ということもあるので、そこの議論というのがまったくないのが気になる。一人一人がそれが何だったのかについて、結論をだせばいいのではないか。

  • 平和学習は答えありきになってしまいがち。今の現状は?それに対してどう向き合っていけばいいのか?広島・長崎の平和学習は、原爆がおとされたところにフォーカスしている。終戦の日というのはあまり大々的にあつかっていないイメージ。

④未来をつくる対話(グループワーク/全体) 「これから4年後の、80年談話はどうあるべきか?」という問いで、 前述したポール機能の結果(80年談話は必要だと思うか?について2人が必要、1人が必要でないと回答)をベースに、参加者に意見を聞きました。 意見は以下の通りとなります。 「必要」側の意見

  • 個人的な見解だが、誰がだすか、が重要

  • また、今のまま変わらないのであれば、出さなくてもいいのではと思うが、出し続けることに意味があるのでは?と思う。内容がひどい内容だったとしても、こうやってみんなで考えるきっかけになるかなと思う。今の首相だったり、国の見える化する指標だと思う。分析できる。なくしてしまえばいいよね、という論調あまりすきではない。よりよい内容となるか考えていく。それが大事。

「必要ではない」側の意見(※ただし意見を対話の最後に変更)

  • 回答に迷った。一個人的な考えで必要ないんじゃないかといれたが、そんなに進展があるわけではなく、政府の考え方も変わったのかとなると、変わっていないと思っている、内容変わらないじゃないか?政府の今の意見を聞くので必要かなと思いつつも、なら出さなくてもいいんじゃないかなと。

  • 一方で、異なる意見を聞いて民間の話し合うきっかけになる。それは納得。出したほうがいいかなと今は思った。

============== 次回、2021年度最終回 ============== 次回は2021年度プロジェクトの本事業としては最終回となります。 テーマを平和構築として、1月29日午後より、状況が許せばオンラインではなく、都内で開催予定です。

詳細は別途本HPにて公開します。 ☆東アジア平和大使プロジェクトの概要と、 前回の様子はブログやWake Up Japanサイトよりご覧ください。

■2020年度:東アジア平和大使プログラム(※旧名称)をスタートさせました http://dialogueineastasia.blog.jp/archives/6219822.html


■2021年度:東アジア平和大使プロジェクトv.1 http://dialogueineastasia.blog.jp/archives/9024724.html




NPO法人Wake Up Japanでは、社会を変えたいと願う若者を応援するための企画、IMPACT Japanを開催します。


今回は当日の分科会の1つである、「気候危機に立ち向かう-COP26と私たちのアクション-」についてご紹介します。


社会を変えたい若者とそうした若者を応援したい個人や団体の方のイベント、IMPACT Japan。

全部で4つ開催される分科会のうち、気候変動に関する分科会について詳細が届きました。


【イベント概要】

IMPACT Japan 2021

日時 2021年12月26日(日)09:30-17:00

※時間は全体の時間になります。 ※一部分のみの参加も可能です。

場所 オンライン(Zoom)

対象 社会を変えたいと願う若者、及びそうした若者とともに活動をしたいと願う人々

参加費 無料(*ギフトエコノミー制度)

主催 NPO法人Wake Up Japan


お申込み

以下のウェブフォームからお申し込みください。



分科会1

時間 11:15-12:30 分科会1(会場A)

テーマ 気候危機に立ち向かう-COP26と私たちのアクション-

主催 Wake Up Japan 社会を変えるムーブメント

形式 ワークショップ型

その他 聴講だけも可能。ただし記載必要。



【分科会内容】

「気候変動で僕は死んでしまう」

そんな危険性や危機意識を皆さんはお持ちですか?


欧米の調査機関が行った米国、英国、インド、フィリピン、ナイジェリア、フィンランド、ポルトガル、フランス、ブラジル、オーストラリアの16-25歳の計1万人を対象とした調査では、気候変動とその影響が「心配」と答えたのは全体の95%。このうち、「とても心配」は32%、「極めて心配」は27%でした。

また、45%以上が「気候変動問題への不安が日常生活に否定的な影響を及ぼしている」と回答しました。


75%は「未来が怖い」と感じ、「環境危機への不安から将来子供を持つことにためらいを覚える」と答えた人も約4割いました。各国政府の危機対応に関しては、「自分たちや将来の世代を裏切っている」が58%、「対応策の影響についてうそをついている」は64%と、批判的に捉えている人が多かったと調査結果を発表しました。


こうした中で、12カ国16人の子どもたちが原告となり、環境汚染大国としてドイツ、フランス、ブラジルなどが子どもの権利を侵害したとして裁判に訴えられたりもしています。


気候変動に対して世界的な方針が話される場としてある国際会議が、気候変動枠組み条約締約国会議(COP)です。10月31日から11月12日まで英国にて26回目となるCOP26が開催されました。


今回の分科会では、COP26にNGOとして参加した、NPO法人気候ネットワークの伊与田昌慶さんとNPO法人FoE Japanの深草亜悠美さんをゲストに、COP26での会議成果や課題、日本政府の主張と評価についての理解を高め、そのうえで、日本から私たちが行える活動について話し合いを行います。アクションプランニングに関しては、長年、若者や人々の社会変革のサポートを行ってきましたWake Up Japanの鈴木洋一が担当します。


本分科会には、前提知識は必要ありません。

気候変動をどうにかしたい、社会を変えたいという思いのある方にご参加いただき、学生、若者、NGOなどの垣根を越えて、どのようにしたら、社会を変えていけるのか、アクションをそれぞれ考えていきます。



【当日のプログラム】

・主旨説明

・安心のための場づくり

・COP26の結果と日本の課題(伊与田さん)

・アクションプランニング

※それぞれの領域にわかれて話し合いを行います。当日の分け方は変更になる場合があります。

-学校・大学に向けて

-地域・地方自治体に向けて

-会社員に向けて

-議員に向けて

-企業に向けて

・振り返り



【リソースパーソン紹介】

伊与田昌慶(いよだ・まさよし) 

NPO法人気候ネットワーク研究員。1986年愛知県生まれ。2009年立命館大学国際関係学部卒業。2011年京都大学大学院地球環境学舎修士課程修了(地球環境学修士)。2011年より気候ネットワーク勤務。2007年より国連気候変動枠組条約締約国会議(COP)への参加を続け、交渉をフォローする。2014年より気候変動交渉・政策の提言に取り組むNGOのネットワーク”Climate Action Network Japan (CAN-Japan)”の事務局を担う。著書に『地域資源を活かす温暖化対策 自立する地域をめざして』(共著、学芸出版社、2011)など。2019年より大阪成蹊大学、2021年より立命館大学で非常勤講師。これまでに阪南大学、京都女子大学大学院で非常勤講師。


深草亜悠美(ふかくさ・あゆみ)

国際環境NGO FoE Japanスタッフ。

2015年より現職。気候変動とエネルギー、脱原発に取り組む。学生時代のインターン経験を経て、そのままNGOの世界に。







鈴木洋一(すずき・よういち)

NPO法人Wake Up Japan代表理事。1985年神奈川県生まれ。学生時代に模擬国連、AIESECなどにかかわり、G8洞爺湖サミットに対する若者提言などに従事。卒業後マレーシアにて若者向けの環境啓発を行う。2009年より国際NGOオックスファムにて社会を変えるムーブメントとその担い手となる人材育成事業に従事。現在、一般社団法人オール・ニッポン・レノベーション 理事、公益社団法人アムネスティ・インターナショナル日本 理事、NPO法人フリー・ザ・チルドレン・ジャパン アドバイザー、NPO法人国際子ども権利センター アドバイザー、NPO法人開発教育協会 評議員などを務め、若者と社会変革、セルフケア、政治参加などをテーマに講演活動やコミュニティ育成に関する研修や事業を行う。







Wake Up Japan

Wake Up Japanは社会教育団体です。
わたしたちは、日本において一人ひとりが行動をする前提としての

「自分が持つパワー」に対する認識が低いことに着目し、

啓発教育を中心とした活動展開を行っている団体です。

Email: jpn.wakeup@gmail.com

Address: 神奈川県三浦郡葉山町堀内318

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