top of page

Information

​Wake Up Japan の最新情報

2024年の8月20日に、東アジア平和大使プロジェクト運営メンバーの長川が共同著者として執筆した「日韓スタディーズ①新たな研究と学び」が出版され、オンラインでの出版記念イベントが東アジア平和大使プロジェクトのスピンオフイベントとして開催されました。




当日は21名の申し込みがあり、以下の構成で実施をしました。


  • はじめに

  • トーク1: 金 敬黙(日韓スタディーズ 編者/著者 総論&7章)

  • トーク2: 山本浄邦(日韓スタディーズ 編者/著者 3章)

  • 質疑&対話

  • 終わりに


今回はゲストスピーカーとして以下の2名の著者/編者と、WUJの長川が実施をしました。


■リソースパーソン(敬称略)🎵


<ゲストスピーカー>

山本 浄邦

日韓スタディーズ 著者





立命館大学授業担当講師、同志社大学嘱託講師。K-POP研究者。学生だった1995年、韓国を訪れて韓国ポップスに出会い沼オチ。以降、約30年にわたりK-POPを追う。韓国研究への情熱が高まり、40代になって働きながら博士後期課程を修了し博士の学位を取得。2014年、韓国学中央研究院招聘フェローとして渡韓、その後、高麗大学校亜細亜問題研究所招聘研究員、在釜山日本国総領事館専門調査員などとして計5年間韓国で暮らす。『K-POP現代史』(ちくま新書)ほか。






金 敬黙

日韓スタディーズ 著者







早稲田大学・文学学術院・教授。早稲田大学・韓国学研究所所長。韓国外国語大学・政治外交学科卒業(学士)、東京大学大学院・総合文化研究科・国際社会科学専攻修了(修士、博士)『越境するNGOネットワーク――紛争地域における人道支援と平和構築』(明石書店)、編著書に『日韓連帯の政治社会学――親密圏と公共圏からのアプローチ』(青土社、二〇二三年)、『越境する平和学――アジアにおける共生と和解』(法律文化社、二〇一九年)、ほか。








<モデレーター>

長川美里(ながかわ みさと)

NPO法人Wake Up Japan 副代表理事 / 日韓スタディーズ著者


1990年、東京生まれ。米国・中国・韓国への留学経験を持ち、 東アジアの次世代の和解と共生に情熱を注ぐ。北京大学大学院留学時代は、香港に拠点を置くBai Xian Asia Instituteの奨学生となる。 グロービス経営大学院にて英語特別科目の開発・企画を担当する他、 NPO法人 Wake Up Japan の副代表理事。同NPOにて 2020 年には「東アジア平和大使プロジェクト」を立ち上げ、 財団法人李熙健韓日交流財團の助成事業となる。 また、 世界経済フォーラムより任命される Global Shapers として、北東アジア地域の Community Champion を務めた後、2023年ダボス50へ選出されダボス会議へ参加。その他、武蔵大学非常勤講師、三国協力事務局日中韓青少年交流ネットワークコアメンバー、上智大学Global Studies博士課程在籍中。


==============

ゲストのお話し

==============


今回お話をしてくださった金先生、山本先生の話の概要の一部を以下に記載します。


<金先生>

  • 2つの問題意識の共有。それぞれの違いを認める、ということと、他の周辺諸国との緊張関係を軸にしたものである未来志向は、外にある不安材料を軸にしていて、パラドックス(矛盾)が生じているのではないか。そこから目をそらしたままであれば若干物足りない。

  • ハンシンチコク

  • アジア研究、社会科学研究の融合が必要となっている。


<山本先生>

  • 親韓は多い。知韓(韓国の事を知っている)が減っている。これはある意味危険。単なる消費行動、自分の欲望を満たすための消費行動になる。これがあると、何かあった際に親韓が嫌韓になる。

  • 授業でK-POPの交流においてを話すとき、「歴史問題」についてどう関りがあるのかにも触れるようにしている。

  • 今の世代は韓国に関わる機会が多い。一方で、どうしても日本人目線でしか物事を見ていないように感じる。


その他、イベントの概要はこちらをご参照ください。

今後も東アジア平和大使プロジェクトではスピンオフを含めた月次のイベントを実施していきます。


■東アジア平和大使プロジェクトとは?🎵

2020年より始まった、WUJの年間プロジェクト。

東アジアの次世代が「近くて、遠い」と言わない社会をつくる、を理念に掲げています。

事業期間中は毎月イベント開催し、東アジアの和解と共生に関わる人々の対話と連携と場を創出します。


東アジア平和大使プロジェクトの概要は以下をご覧ください。

※スケジュールやプログラム内容は若干変更する可能性がございます 東アジア平和大使プロジェクト

東アジア平和大使関連ブログ

・東アジア平和大使プログラムをスタートさせました(2020年度)

・東アジア平和大使プロジェクト2022年初回


今後も多くの皆様のご参加をお待ちしております。


NPO法人Wake Up Japanでは、東アジア平和大使プロジェクトとの理念を共有する取り組みやイベントについて告知協力を行っています。


異文化コミュニケーション学会(SIETAR)との共同企画とし、8月31日に以下を開催しますので是非奮ってご参加ください。


【詳細】

「国際平和デーに向けて: 日中韓の平和を考えるワークショップ」

International Day of Peace Workshop: Reflecting on Peace and the Future of Japan, China, and Korea

日時   2024年8月31日(土)14:00-16:30

会場   オンライン

参加費  学生無料、SIETAR会員1000円、SIETAR非会員2000円

企画   SIETAR Japn × Wake Up Japan共同企画


東アジアの三ヵ国は、「(地理的に)近くて、(心理的に)遠い」。留学や旅行での交流が深まる一方、政治やメディアを通じて形成されてきた国民感情は、日中韓の異文化コミュニケーションに大きな影響を与えています。


国際平和デー(2024年9月21日)に向けて、平和の概念を再確認し、日中韓の国民感情の実態と研究を踏まえた上で、市民のアクティブ・シティズンシップ事業を行うNPO法人Wake Up Japanによるワークショップ「政治談話を通して考える日中韓の未来」を体験していただきます。


ワークショップは、「東アジアの市民間からの和解」についてそれぞれの立場から考え、新たな未来の作り方を考えていくものです。題材として過去日本政府から出された談話を使用しますが、事前知識/準備は一切必要ありません。大人だけでなく、中高生や、大学生を対象に実施することもできる内容です。談話の中の言葉や背景について参加者で意見を共有しながら、共に何が私達の政治的な関係を難しくし、国民間の関係性に影を落としているのか、考える機会としたいと思います。



詳細は以下のウェブサイト(外部サイト)をご確認ください。





Wake Up Japanは「SDG4教育キャンペーン2024」に協力団体として実施に協力しています。




今年度のキャンペーンは、「紛争下の教育」をテーマとし、特にミャンマーから逃れているロヒンギャの方々に焦点を当て、公開オンライン授業(ウェビナー)なそを通し、現地の状況や日本にいる私たちができることについて理解を深めていきたいと思います。


8月28日(水)に実施するオンライン授業のご案内です。

今回のオンライン授業は、「【難民キャンプを訪問した先生と考える】 教育協力のために日本からできること」というテーマのもと、参加者の方と難民問題や、紛争下でも教育支援を継続するために私たちにできることについて考える、双方向型のセッションを予定しています。


キャンペーンの一環として難民キャンプを訪問した日本の中学校・高校の先生がモデレーターとして参加します。 下記をお読みのうえ、ぜひご参加ください。


【難民キャンプを訪問した先生と考える】 教育協力のために日本からできること

日時 8月28日(水)18:00-19:30(開場 17:50)

   *19:00-19:30は、登壇者への質問や参加者の感想を受けた意見交換タイムになります。

   *質問・意見交換タイムに参加したい方は、お時間が許す限り、ぜひ最後までご参加ください。

形式 オンライン(Zoom)※参加URLは、お申込者へお知らせします。

費用 無料

対象 子ども・ユース世代、一般市民、開発や教育事業に携わられている方など


【お申し込み方法】

※8月27日(火)17:00までにお申し込みください。


【登壇予定】

日本の中学校・高校教員の松倉紗野香さん、関愛さん(進行)、NGOスタッフ


【主な内容】

参加者の方への質問を通して紛争の影響を受ける子どもたちについて理解を深めます。また紛争などの危機下で教育支援を継続するために国際社会や日本政府、私たちができることについて考え、今後の政策提言活動につなげます。


※オンライン授業への参加は、いずれも無料です。授業の様子は録画をし、後日、ウェブサイトにて公開します。参加者のお顔や声は映りませんので、安心してご参加ください。※当日は、メディア関係者もオンライン授業に参加する可能性があります。参加者への個別のインタビューなどは予定していませんが、みなさまから寄せられたメッセージ等の一部は、匿名(イニシャルなど)で記事に掲載される可能性、キャンペーン・ウェブサイトやSNSにて随時紹介させていただく可能性があります。※オンライン授業内の前半は、画面・音声ともにOFFで参加いただくことをお願いいたします。後半約30分は、Q&Aボックス等を通じて、登壇者に質問やコメントをお送りいただくことが可能です。※メディア関係者による参加は、前半(18:00-19:00)のみです。後半の質問・意見交換タイム(19:00-19:30)は、メディア関係の方には退席いただく予定です。※活動内容は、国際情勢等により変更になる場合があります。あらかじめご了承ください。

多くの市民のみなさまの参加をお待ちしています。どうぞよろしくお願いいたします。


【登壇者のプロフィール】

松倉 紗野香(まつくら さやか) 

埼玉県立伊奈学園中学校教諭(英語科)、認定NPO法人開発教育協会(DEAR)副代表理事。英語や総合的な学習の時間における開発教育、シティズンシップ教育等の授業づくりを行うとともに、グローバルシティズンシップ教育に関わる国際会議への出席、各地で実施される教員研修ワークショップのファシリテーターとして活動中。 


関 愛(せき めぐむ) 

新潟県在住。大学で国際理解教育について学び、高校教員の道へ。私立高校在職時に、国際協力機構(JICA)主催の教師海外研修に参加するなど校内外で国際理解教育や開発教育の実践力向上を図る。また、そのような教育に関心をもつ有志とともに「国際教育研究会RING」の活動を推進している。現在は、高校での非常勤講師の傍ら、教育コーディネーター・外部講師として教育活動を支える仕事にも携わる。筑波大学博士前期課程(教育学/国際教育)在学中。 


池内 千草(いけうち ちぐさ) 

ワールド・ビジョン・ジャパン支援事業部 プログラム・コーディネーター。東北大学大学院修士課程修了後、私立高校にて英語講師として勤務。その後タイ王国チュラロンコン大学大学院タイ研究講座を修了し、さらに3年間、国連機関やNPOなどに勤務した。帰国後、2008年2月ワールド・ビジョン・ジャパン入団。2010年より6年間カンボジアに駐在し、メコン地域6か国を対象とした「人身取引対策事業」に携わった。ワールド・ビジョン・ジャパンに復職し、その後2021年9月よりJICAの個別専門家として南スーダンに赴任。「ジェンダーに基づく暴力の対策事業」に従事した。2023年10月よりワールド・ビジョン・ジャパンにて現職。現在バングラデシュのコックスバザールにて、ミャンマー避難民を対象とした「ジェンダーに基づく暴力の対策事業」に従事中。


【SDG4教育キャンペーン2024について】

今年のキャンペーンでは、紛争下・危機下の教育について、子どもや若者を中心とする市民のみなさまと考えるため、期間中、ミャンマーから逃れているロヒンギャ民族の方々約100万人が暮らす難民キャンプを日本の中学・高校の先生が訪問します。

ロヒンギャ難民キャンプに暮らす人びとのうち、約半数(50万人近く)は子どもたちですが、すべての子どもたちに十分な学習環境を整えることは難しい状況です。キャンペーンでは、日本の先生たちによるオンライン授業を通し、日本で暮らすロヒンギャ翻訳士の方の話を聞いたり、難民キャンプ視察報告などを行ったりし、教育を受ける権利を守るため、国際社会に住む私たち一人ひとりができることを共に考えます。

活動の一環として、教育協力に対する私たちの意見を、日本政府関係者にも届ける予定です。戦争・紛争・自然災害などの危機下にあっても、教育を後回しにすることはできません。

子どもたち、おとな、みんなの声でSDGs4を達成しましょう!



■キャンペーン主催:教育協力NGOネットワーク(JNNE) https://www.jnne.org/ 

2024年度SDG4

教育キャンペーン実施団体:

公益社団法人 シャンティ国際ボランティア会(SVA)

公益社団法人 セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン(SCJ)

認定NPO法人 チャイルド・ファンド・ジャパン(CFJ)

公益財団法人 日本YMCA同盟

認定NPO法人 ラオスのこども

認定NPO法人 ワールド・ビジョン・ジャパン(WVJ)


協力団体:

特定非営利活動法人 開発教育協会

特定非営利活動法人 Wake Up Japan

Wake Up Japan

Wake Up Japanは社会教育団体です。
わたしたちは、日本において一人ひとりが行動をする前提としての

「自分が持つパワー」に対する認識が低いことに着目し、

啓発教育を中心とした活動展開を行っている団体です。

Email: jpn.wakeup@gmail.com

Address: 神奈川県三浦郡葉山町堀内318

  • Facebook

© 2020 owned by Wake Up Japan.

bottom of page