1月9日(祝)に熊本市にて、新春!夢語り-フェアな社会に向けて私たちができること-にWake Up Japan代表理事の鈴木洋一が登壇しました。
イベントは熊本市でフェアトレードタウン運動を長年進めている、フェアトレードシティくまもと推進委員会が主催し、素敵なオーガニック食材を使ったレストラン、Soil Organic Kitchenにて開催しました。
当日は教育関係者や学生など12名の方が会場およびオンラインで参加いただきました。
会場では、まずオーガニックの食事を楽しみながらそれぞれの自己紹介や交流を行いました。
13:00よりオンラインの方も含めてイベントをはじめました。主催者開会挨拶として、フェアトレードシティくまもと推進委員会の明石祥子さんからフェアトレードシティとしての熊本の歩みや2021年に採択した「フェアトレードシティくまもと2021宣言」について説明をいただきました。そのうえで、多様な人々が安心してディスカッションできるための安心の場づくりを時間をかけて鈴木より共有し、参加者の皆さんに自己紹介をいただき、イベントに対して期待することをお聞きしました。
イベントでは、事前に用意したスライドがありましたが、基本的には期待にあうように内容を一部変更し実施しました。鈴木からは、夢を描くことについての困難さや重要性について説明をしたうえで、社会の変え方と事例としてオーストラリアと逗子市におけるフェアトレードに関する活動について説明を行いました。
特にフェアトレードに関係してオーストラリアや日本でどのような子どもや若者への働きかけがあるのかという点について入念にお話をしました。
話題提供の後、2つにグループを分けて、「くまもとの未来」について話し合いを行いました。
「世代を超えて、夢、ありたい未来を語ることの重要性を改めて知った。こういったイベントを継続して行っていきたい。」「難しい言葉ではなく、わかりやすい言葉で夢を語ることの重要性を知った」というような声を参加者の方からはいただきました。
熊本はアジアおよび日本で最初のフェアトレードタウンであり、熊本がフェアトレードタウンになったことで日本だけでなく、韓国や台湾などのフェアトレード運動にも多大な影響を与えました。こうした土地で長年活動をする皆さんとフェアトレード運動に関して意見交換をできた非常に貴重でした。