社会教育団体Wake Up Japanでは、多様な人々が対話する機会をつくることで、お互いの違いや行動背景をストーリー(語り)から共感をもって理解を高めること、分かち合いを通じて一人ひとりが協力しあえる環境を育むこと、そして、多様な人々が共に社会をつくっているという認識を強化することを目的に「対話の実験室」を開催しています。
対話の実験室は、東京、杉並区のアートスペース、「公・差・転」で始まった取り組みで、Wake Up Japanでもその趣旨に賛同し、開催しています。
この企画は日本社会における対話を阻む習慣をみつめなおし、他者との関わり方を試行錯誤する場です。
今回の対話の実験室のトピックは、「失言には教育を促すのか?断罪をすべきなのか?」です。
昨今、政治家や著名人が人権を著しく侵害する言動をし、それに対して市民が声を上げるということが数多く報じられています。失言や不適切な行動をした際に、その行為をした人物を糾弾したり、断罪するという反応のほかに、その人物に教育を促すという反応も見られます。
どちらの反応もその人物の行為自体は問題意識にしながらも、その後の対応をめぐって対立が生まれてしまう場合もあります。関連した意見の中には、一般人と政治家や著名人の立場の違いを主張する声もあります。
攻撃を受けている方々に寄り添うことと共に、社会としてより良い方向に向かうために、私たちはこうした課題にどう向き合えばよいのでしょうか?
失言には教育を促すべきか、それとも断罪すべきなのかという問いから一人ひとりの考えを深めていきたいと考えています。ふるってご参加ください。
【詳細】
対話の実験室-失言には教育を促すのか?断罪をすべきなのか?-
日時 2021年9月24日(金)20:00-21:30
場所 ZOOM
対象 社会の不条理の解決をしたい、問題を解決したいと考えている方
社会問題を自己責任で片付けたくないと考えている方
参加費 ギフトエコノミー制*
主催 Wake Up Japan
留意事項
・無断での撮影・録音は禁止しています。そうした行為が発見された場合は、その後のWake Up Japan主催イベントの参加をお断りいたします。
・オンラインで開催する場合は、ビデオ通話をオンにしたうえで参加をするようにしてください。ご自身の安心を確保したいなどの理由でビデオ通話が難しいという場合は、事前にご相談ください。
・申込の際には本名でお申し込みください。イベント参加時に、本名ではなく、ニックネームなどを使うことは差し支えありません。
イベントの流れ
・チェックイン(自己紹介)
・安心の場づくりのための確認事項
・問いからそれぞれの考えや感じ方を共有する
※発言はいつでも訂正する権利があります。まとまってなくてもかまいません。
・チェックアウト(振り返り)
【申込方法 】
以下のURLよりお申し込みください。
※オンラインイベントのURLは当日60分前を目途にお送りします。
【ギフトエコノミーについて】
Wake Up Japanでは、おカネのあるなしによって、社会や個々人の人生を豊かにする手法へのアクセスが制限されてしまうことはおかしなことだと考えています。そのために、イベント開催に際して、必要経費以上の参加費は集めていません。一方で、イベント開催にはオンライン通話のための契約など費用も少なからずかかっています。経済的に可能な方はカンパをお願いいたします。また、経済的に余裕がない場合でも、メッセージでの感想の共有は主催者を元気づけますし、将来の「出世払い」の約束なども歓迎です。詳しくはイベント後にお知らせします。