2020年より始まった、市民間から対話を通じて平和を作る、東アジア平和大使プロジェクト。
当初計画を立てた3年を終え、無事に2023年度のプロジェクトは4年目を迎えした
これからは戦後80年を含む3年間となることを踏まえ、東アジアの和解と共生をテーマに、世代や所属を超えた明日への願いの声を集め、市民社会から戦後80年談話を形成することを目標と定めました。
今年度の第一回となる本会は、東アジアの和解に関し、興味や関心、思いを寄せる個人・団体の皆様を集め、カジュアルに意見交換と連携を深める場を意図とし、都内にて開催しました。
※詳細の報告は企画責任の長川のブログにて、ご参照ください。
■テーマ🎵
東アジアとわたしたち-今日からつくる、絆と行動-
「近くて、遠い。」
この言葉を次世代が言わない社会を創る。
それをプロジェクトの理念に掲げ、東アジア平和大使プロジェクトは2020年より始動しました。
私たちは、地理的に近い一方で、なぜ心理的に遠いのか。
日韓のシャトル外交や、互いの国における食文化やエンタメ分野の交流。
盛んに見える三か国間の連携は明るい未来を私達に想像させる一方で、ふと世論調査に目を向けると、互いの国民感情は望ましくない状況が続いています。
例えば、内閣府の世論調査においては、東アジア地域における互いに対する国民感情が「親しみを感じない」とする回答が半数以上を占める状況が続いています。
これからの時代。私たちが望む世の中はどんな世の中でしょうか。
本会では、国や世代、所属によって異なる文脈と価値観に触れながら自分自身の考えを整理し、相手との違いに気づく時間とします。
特に、東アジア地域の市民から作る和解に対しWUJや他団体・個人の理念・取り組みを知ることで、参加者一人一人が明日の社会に対して希望を持ち、何かしら行動を起こしたいと思う連携の場の創出を目指し、東アジアに対して思いや興味関心のある個人・団体の参加を歓迎します。
■日時🎵
7月7日(金)
午後19:00-21:30 (JST)
■開催形態 🎵
都内開催(軽食を準備)
■開催言語🎵
日本語
■企画
主催:NPO法人Wake Up Japan
協力:iEA(Bai Xian Asia Instituteの助成プロジェクト)
■リソースパーソン(敬称略)🎵
NPO法人Wake Up Japan 東アジア平和大使プロジェクトメンバー
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開催&当日構成
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当日は運営を合わせ、20名の世代や所属、国籍を超えた方々にご参加いただきました。
全体の構成は主に4つで進行しました。
About us
参加者自己紹介
ワークショップ
まとめ(アナウンス等)
冒頭の私達からの理念や企画の共有はいつも通りで、 会場では、内閣府の世論調査と同様の質問、韓国や中国について親しみを感じるか、 というアクションリサーチの投げかけも行いました。 今回はズームのポール機能のように特段記録していないので、ここでは結果は割愛します。
=================== 参加型ワークショップ&全体対話 =================== 参加者が全員参加するワークショップは、 プロジェクトメンバーの一人がメインで進行を行い、実施しました。 進行方法とトピックは以下となります。
<進行方法>以下を3セット
各テーブルにはポストイットとペンを用意(参加者は自由にトピックがある場所/テーブルを選択)
参加者はお題に沿った個人の考えをまずはポストイットに記入し、貼る
自由に自分か書いたものをテーブルごとに対話する
<トピック>
「東アジア」と聞いて思い浮かぶものは?(好きなこと、嫌いなこと、その他何でも)
東アジアの活動をする上で難しい・もやもやしていることは?
東アジアの活動をなぜするの?
東アジアの歴史や政治の話にどう向き合う?
東アジアの活動でやりたいこと、話したいことは?(実現可能性は問わない)
戦後80年談話を市民社会から作るとしたら、何をもりこみたい?
各テーブルで個別に対話が行われたため、今回は詳細の記録はありません。
ポストイットは団体として保管しているので、また整理をして皆様に公開をします。
ここでは、写真で当日の様子をご覧ください。
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次回について
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次回は8月16日のオンライン企画&スピンオフとして8月15日を予定しています。
詳細はこちらよりご確認ください。
今年も多くの皆様のご参加をおまちしています。
■東アジア平和大使プロジェクトとは?🎵
東アジア平和大使プロジェクトの概要は以下をご覧ください。
※スケジュールやプログラム内容は若干変更する可能性がございます。
東アジア平和大使プロジェクト
東アジア平和大使関連ブログ
・東アジア平和大使プログラムをスタートさせました(2020年度)
・東アジア平和大使プロジェクト2022年初回