7月13日(土)に横浜市立横浜商業高等学校で開催されたYSF(Yokohama Student Form)-J 2024にWake Up Japanの鈴木洋一が登壇しました。YSF-Jは横浜商業高校国際学科の生徒が中心となって開催される高校生による学生会議です。横浜商業高校のほか、神奈川県内や東京都、山形県などから11校が参加しました。
今回のテーマは「若者の未来」であり、Wake Up Japanの鈴木洋一からは「若者が世界を変えられるのか」「若者といったときそれは誰なのか」という2つの問いを軸に話題提供を行いました。講演では、一方的なレクチャーではなく、いくつかの質問を用意し、周囲の来場者とともに話し合いながら議論を進めました。
国際的な若者の意識調査の結果から日本に住む若者たちの考えの傾向やその背景、また若者といった際の「特権」と「交差性」についても問題提起を行いました。
午後は、「温暖化」「家庭関係」「学校」「デジタル共生」「協働」の5つのグループに分かれて生徒さんたちは議論を深めました。閉会式では、それぞれのグループからの発表も行われました。
社会の一員として、自分たちがどのような世界を望むのかを言葉にすること、意見を分かち合い、理解を深めていくことは民主主義を広め、高めていくうえで非常に重要なプロセスだとWake Up Japanでは、考えています。
今回のYSF-Jでの経験が参加した生徒さん一人ひとりにとって実りあるものになったのであれば幸いです。また、Wake Up Japanとしても、シティズンシップ意識を育むうえで貢献できたのであればうれしく思います。