Wake Up Japanでは、藤沢にある さんかく農園にて毎月農業体験イベントを行っています。今回は、新たな苗の植え付け作業を中心に行いました。また、農作業後には3月8日の「国際女性デー」に寄せて、農業とジェンダー(女性)の関係についてお話会を行いました。
当日の天気は、前日の冷たい雨模様とは打って変わり、快晴。穏やかな春の日差しの中で気持ちよく作業ができました。集まってくれた参加者と一緒にキャベツとスティックセニョール(ブロッコリーの仲間)の植え付けを行いました。畝に新たな苗を植えるため、まず草刈りからはじめ、農園の踏み込み温床で育てられた苗をひとつひとつ植え付けていきました。畑の様子としては、あちらこちらで様々な野菜の「菜の花」が咲いていて、一段とにぎやかでした。
農作業の後には、みんなで輪になり農業とジェンダー(女性)について、ディスカッションを行いました。
世界の食料の約6~8割は、女性によって栽培されている。というデータからディスカッションをはじめ、農作業における性役割(ジェンダーロール)、農耕・定住と男性社会的な価値観の確立、エコフェミニズムの台頭など...実は「農業とジェンダー」の視点からディスカッションできるトピックがたくさんあると改めて気づかされました。
共に農作業をし、気持ちのいい自然の中で心をフラットにして「ジェンダーに関わらずにみんなが生きやすい世界」を考える。大切な時間になりました!
来月は、4月15日(土)に 「ちょっと早い農園でアースデー」と題した企画を開催します。ぜひご参加ください。
ちょっと早い農園でアースデー