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Information

​Wake Up Japan の最新情報

社会教育団体Wake Up Japanでは、多様な人々が対話する機会をつくることで、お互いの違いや行動背景をストーリー(語り)から共感をもって理解を高めること、分かち合いを通じて一人ひとりが協力しあえる環境を育むこと、そして、多様な人々が共に社会をつくっているという認識を強化することを目的に「対話の実験室」を開催しています。


対話の実験室は、東京、杉並区のアートスペース、「公・差・転」で始まった取り組みで、Wake Up Japanでもその趣旨に賛同し、開催しています。


この企画は日本社会における対話を阻む習慣をみつめなおし、他者との関わり方を試行錯誤する場です。


今回の対話の実験室のトピックは、「政治は面倒だから参加したくない?」です。


2022年2月に発生したロシア軍によるウクライナへの侵略では、多くの方々が生活している都市から避難をし、その様子がメディアで報じられました。4月にコルスンスキー ウクライナ政府駐日大使が記者会見した際には、在日ウクライナ大使館に寄せられた寄付金が50億円に達しているとの発言もあり、多くの寄付が集まっています。

一方で、ウクライナ以外の難民支援については寄付額の減少なども報じられています。


また、これまでにシリアやアフリカからの難民を頑なに受け入れてこなかった欧州諸国や日本政府でも、ウクライナからの避難民の受け入れには積極的な様子も報じられています。


6月20日は世界難民の日であり、ウクライナを含めたすべての追われている人々に連帯し、そうした人々が安心して生活ができる社会へとなるために、今回のウクライナを巡る難民に関する社会での出来事を振り返り、日本や世界が乗り越えていくべきことを話し合っていければと考えています。


ふるってご参加ください。



【詳細】

対話の実験室-イエメンやミャンマー、シリア、パレスチナではなく、ウクライナにばかり注目が集まること-

日時  2022年6月24日(金)22:00-23:00

場所  オンライン(ZOOM )

対象  社会の不条理の解決をしたい、問題を解決したいと考えている方

    社会問題を自己責任で片付けたくないと考えている方

参加費 ギフトエコノミー制*

主催  NPO法人Wake Up Japan


留意事項

・参加する際は、他の参加者に対して尊重することが参加条件となっています。また主催者は安心を確保するために指示を行う場合がありますので、その際には従うようにお願いいたします。指示に従っていただけない場合は、主催者により参加を制限させていただきます。

・参加にあたっては、ご自身が対象に該当することをご確認ください。

⇒社会の不条理の解決をしたい、問題を解決したいと考えている方

⇒社会問題を自己責任で片付けたくないと考えている方

・無断での撮影・録音は禁止しています。そうした行為が発見された場合は、その後のWake Up Japan主催イベントの参加をお断りいたします。

・対話という行為を行うために、オンラインで開催する場合は、ビデオ通話をオンにしたうえで参加をするようにしてください。ご自身の安心を確保したいなどの理由でビデオ通話が難しいという場合や技術的な問題でビデオオンが難しい場合は、事前にご相談ください。 また聞くだけ(耳だけ)参加はお断りしています。

・申込の際には本名でお申し込みください。イベント参加時に、本名ではなく、ニックネームなどを使うことは差し支えありません。


イベントの流れ

・チェックイン(自己紹介)

・安心の場づくりのための確認事項

・問いからそれぞれの考えや感じ方を共有する

※発言はいつでも訂正する権利があります。まとまってなくてもかまいません。

・チェックアウト(振り返り)


【申込方法 】

以下のURLよりお申し込みください。

※オンラインイベントのURLは自動返信文に記載がされています。


【ギフトエコノミーについて】

Wake Up Japanでは、おカネのあるなしによって、社会や個々人の人生を豊かにする手法へのアクセスが制限されてしまうことはおかしなことだと考えています。そのために、イベント開催に際して、必要経費以上の参加費は集めていません。一方で、イベント開催にはオンライン通話のための契約など費用も少なからずかかっています。経済的に可能な方はカンパをお願いいたします。また、経済的に余裕がない場合でも、メッセージでの感想の共有は主催者を元気づけますし、将来の「出世払い」の約束なども歓迎です。詳しくはイベント後にお知らせします。




NPO法人Wake Up Japanは、社会を変えたいと願う若者を応援するための通年の企画、IMPACT Japan 2021をオンラインにて開催しました。

■IMPACT Japanとは?

2016年より、社会を変えたい若者とそうした若者と共に活動をしたい個人や団体のためのカンファレンス(イベント) IMPACT Japanを開催しています。


IMPACTはもともと、アメリカではじまった企画で、全米各地から社会を変えたい若者(学生)、大学教職員、NPO関係者が集まり、数日間のイベント期間中に、ワークショップや講演などを通じて、社会変革の成功体験や失敗経験を分かち合い、お互いのリーダーシップを学び合い、つながりを強めます。イベント後、各地に戻った参加者は地域での社会変革をより高めて、また翌年にIMPACTに戻り、お互いの学びや変革を分かち合うことで、アメリカにおける社会変革推進の一翼を担っています。


今年はオンラインにて開催され、チャットタイム、全体会、そして4つの分科会に全体を通して約20名の参加がありました。

また、全体会では米国IMPACT Nationalから届いたビデオメッセージが上映されました。


イベントの詳細は告知ページよりご参照ください。


■全体会

開催時間:10:00-11:00

主催:Wake Up Japan with 寺中誠氏


全体会では、ゲストの寺中誠さんをお招きしてお話をお聞きしました。




















寺中さんは、冒頭「今日着ている服装」はなぜ選ばれたのかということから社会における一人ひとりの人間がもつ意識の背景についてお話をされました。


社会において、一人ひとりが周囲から受ける役割に関する期待に着目され、その期待に応えていく中で、社会の「役割」についての認識が強化されてしまうことが言及され、そうした社会の中で一人で声を上げても大きな変化は呼びにくく、コミュニティを作り替えていくことの必要性を提唱されました。 全体会からは、社会の中でどのような働きかけを私たち一人ひとりがすべきなのかという点について大きな問いをいただきました。



■分科会1(2つ開催)

開催時間:11:15-12:30


気候危機に立ち向かう-COP26と私たちのアクション-

主催:Wake Up Japan 社会を変えるムーブメント


本分科会では、気候変動に関する国際会議であるCOP26での動向と日本社会の抱える課題について専門家の方から説明をいただいたうえで、社会を変えるための方法について話し合いを持ちました。



NPO法人気候ネットワークの伊与田昌慶さんに実際にCOP26に参加した経験やその中での課題意識についてお話をいただき、同じくCOP26に参加したFoE Japanの深草亜悠美さんからもお話をいただきました。


続いて、Wake Up Japanの鈴木洋一より日本における人々や若者の気候変動に関する意識調査のデータの共有をし、そのうえで社会を変えるために必要なアクションについて参加者を交えて話し合いを行いました。



みんなで考えるストーリーテリングの可能性!海外のストーリームーブメントをヒントにアイディア大喜利会

主催:ポッドキャスト番組Dialogue Radio


今回は初の試みとしてラジオ風にワークショップを行いました。



場づくりやストーリーテリングに関心のある5名の方々と「もしポッドキャスト番組をつくるとしたら?」というチェックインでスタート。随所で質問や感想を言ってくださるコメンテーターを募集し、司会との掛け合いや対話をベースとした双方向の場となりました。アイデア大喜利ワークでは各参加者が、日常のモヤモヤ、音楽×フィリピンルーツ、日常視点の社会問題、在日外国人×災害情報など素敵なアイデアを発表。


”ワークショップを通してラジオの可能性を感じた”

”実際にストーリーテリングをすることで自分のやりたいことが明確になった”


との声をいただきました。

またコメンテーターとして参加者が自由に感想等を伝える役割があることで、その場にいる全員で同じテーマを多角的に考える時間になったと気づきを得ました。


■分科会2(2つ開催)

開催時間:14:30-15:45


難民問題を考えよう

主催:Refugees School(岩田淳宏、金亜純、髙橋ゆうか、今川つかさ、別木萌果)


私たちの分科会では、近年日本でもニュースに取り上げられている難民問題について参加者の皆さんとディスカッションしながら考えました。




どうしたら日本でも多くの難民を受け入れることができるのか、なぜ難民受け入れに否定的な態度を持ってしまうのか、といったことについて深く考えることができました。「日本人も災害や気候変動などで難民になりうるのではないか?」「なぜ難民を受け入れない理由を並べようとするのか」との問題提起が参加者の方からなされ、私たちとしても学びの多い時間となりました。



政治談話を通して考える日中韓の未来:和解は難しいのか?

主催:Wake Up Japan 東アジア平和大使プロジェクト(長川美里)

NPO法人Wake Up Japanの年間プロジェクトの1つ、東アジア平和大使プロジェクトの第8回を、IMPACT Japanの分科会として開催しました。


当日は過去プロジェクトに参加したことがある参加者も含め、4名の参加がありました。 ワークショップは、過去日本政府から出された安倍談話を題材にし、個人ワークと全体ワークの2つを柱に行いました。まずは安倍談話の名前を伏せ個人で談話を読んでもらった後、印象に残った点やどう思ったか(評価)の意見共有を行い、その後特に「尊い犠牲」という表現についてや、80年談話は必要かどうか等の対話を行いました。


時間がもう少し欲しいとの声も聴かれたので、次回は問いを1つにして開催したいと思います。ご参加頂いた皆様ありがとうございました。 IMPACT Japanは2022年も開催予定です。

多くの皆様のご参加をお待ちしています。





2021年3月20日(土)から3月22日(月)まで3日間の日程で、社会変革リーダーシップ開発トレーニング CHANGE 2021を開催しました。中学生世代から大学院生まで9名の方がオンラインで参加し、移民・難民やアイデンティティについて学びを深めました。

1日目は、まず開会式を行いました。安心の場づくりや期待についての分かち合いをしたうえで、3日間のプログラム内容を紹介しました。

その後、Wake Up Japan 代表理事の鈴木洋一が講師を務め、「社会を変えるを科学する」と題して、SDGs策定における若者や市民の役割をはじめ、日本、韓国、アメリカなどでの社会変革の事例や日常生活での問題解決を振り返り、人が持つ可能性や働きかけ方について理解を深めるセッションを実施しました。

お昼休憩の後、引き続きWake Up Japanの鈴木洋一より「日本の若者と社会変革」と題したセッションを通じて、若者と社会変革に関する講義を通じて、若者が社会の中でどういう立ち位置をもっているのかについて学びを深めました。その後、特定非営利活動法人 フリー・ザ・チルドレン・ジャパン主催のオンライン・ライブイベントChange Makers Fesに参加し、社会を変えたいと願う子どもや若者についてつながる時間を設けました。 休憩の後、数名のグループに分かれて、社会問題に取り組みたいと思ったきっかけの分かち合いを行う「Defining Moments」を行い、最後に振り返りを行いました。 

夜には自由参加企画として、Wake Up Japanが翻訳作成した「True Colors‐自分のリーダーシップスタイルを知る‐」を通じて、リーダーシップに関する質問に答えることで自分のリーダーシップのスタイルについて知る時間を設けました。

2日目は、1日目の振り返りからはじまり、続いて、外部講師の中島 弘象 (なかしまこうしょう)さんを招いて、 特別公開講座「分断を超えて-移民というラベルを剝がす-」を開催しました。フィリピンパブに関係する移民研究から移民を巡る実情についてお話をいただきました。

お昼休憩の後、Wake Up Japanの鈴木洋一を講師として「Re-think-社会の自分の前提を再考する-」と題して、私たちの社会にある、思考の前提にある認識についての理解を高めるセッションを設けました。「純日本人とはどういう意味をもつのか?」「日本人が示すのは誰?」など、私たちの思考の前提を考えました。

続いて、Wake Up Japanの鈴木洋一から「レジリエンス-こころのしなやさかを高め、痛みを強さに変える-」と題したセッションを開催し、社会問題に問題意識が高い場合に、他者の痛みも自分の痛みのように感じてしまって心がいたくなることや自分を責めてしまうことなど、心と活動の関係を見つめ、自分の中にある不安や痛みとの向き合い方とそれらを行動に変えていく手法について国内外の手法と共に共有する時間をもちました。

その後、「Silence is the Privilege(声を上げないのはあなたが特権をもっている証拠)」と題したディスカッションの時間を設け、社会の構造の中での特権をめぐる人々の様々な行動についての理解を高め、日々の生活の中に潜在的に隠れている差別を振り返りを行いました。

最後に振り返りを行い2日目は酋長となりました。

なお、夜に自由参加の企画として、ラップを通じて社会問題についての思いを発信する「The Spoken Word-言葉をくらえ! 知ることよりも感じることで人は動く!」を開催しました。

3日目は、2日目と同様、前日の振り返りからプログラムを始めました。

続いて、「 I'm racist-日常と自己の中にありうる暴力性を理解する-」と題して、社会システムの中で、差別や攻撃が仕組みに入り込んでいる場合に、意図せず誰かを傷つける場合があることやマイクロアグレッションをはじめ、社会の中にある問題についての理解と対策について、Wake Up Japanの鈴木洋一からお話をしました。

お昼休憩の後、過去のCHANGE参加者を招き、活動に対する思いや実施事例についてお話しをしてもらう「CHANGEパネル‐成功と失敗からアクションを学ぶ‐」を開催しました。 その後、それまでの学びを活動計画に落とし込むための、プランニングについての説明をWake Up Japanの鈴木洋一から受けたうえで、各自で計画づくりを行いました。活動計画はグループごとに分かち合い、お互いに助け合えることについてもアイディアを出し合いました。

3日間の学びの振り返りとして、最後に「クロージング・ワークショップ(吸収したものを分かち合う)」を行いました。オンラインコミュニケーションツールであるSpatialChatとJamboardを活用しながら、3日間の学びを分かち合いました。


コロナ禍になってから2度目のオンラインでのCHANGEの開催でしたが、様々なデジタルツールを使うことで、オフラインと同様に活動することについての認識を深めることができるトレーニングを開催することができました。

今回の経験は、遠隔地で活動する方々向けのオンライントレーニングなどの実施の可能性も高まりました。様々なツールを用いて、日本社会から行動していく人々を増やしていくために、Wake Up Japanは引き続き活動を続けます。

Wake Up Japan

Wake Up Japanは社会教育団体です。
わたしたちは、日本において一人ひとりが行動をする前提としての

「自分が持つパワー」に対する認識が低いことに着目し、

啓発教育を中心とした活動展開を行っている団体です。

Email: jpn.wakeup@gmail.com

Address: 神奈川県三浦郡葉山町堀内318

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